美容外科のレポ

 TCAピーリングでし小さくなったニキビ痕、また、TCAピーリングでも完治させるのが困難なニキビ痕を完全になくすため、メカニカルアブレを受けてきました。そのレポです。

  私の片方の頬には、3箇所の深いニキビ痕(直径約5ミリ、深さ約1ミリ)があり、その周りには、TCAピーリングでかなり改善したものの無数の小さいニキビ痕が残っていたので、これらを完治すべく、今回はメカニカルアブレ(サンドペーパー法)を受けてきました。深いにきび痕に対してはこの部分をくりぬき縫合する方法、小さいニキビ痕には専用の研磨機(歯医者で歯を研磨する際に使われる器具に似てた)で皮膚を削り平らにする方法(サンドペーパー法)が用いられました。

日にちを追って順にレポをしていきます。

1.無料カウンセリングの予約

 まず、都内にあるメカニカルアブレで有名な美容外科の無料カウンセリングに電話で予約をしました。

2.無料カウンセリングに行く(一回目の来院)

 30分の無料カウンセリングを受けるために、一回目の来院。このとき診察をしてもらい、担当医から症例写真をいくつかみせてもらいながらメカニカルアブレの説明を受けました。説明はわかりやすく先生は大変親切でした。その後、ナースから治療の日程、費用などの話を聞きました。費用は30万から50万円(削る面積により異なる)で、顔全体の皮膚を削ると50万円前後になるそうです。費用は今後の診察代・血液検査代・薬代のすべてを含んだ金額です。

 メカニカルアブレをうけるのは、従来は男性が多かったらしいのですが、最近になって女性の方も増加してきているらしいです。遠方からわざわざ治療に来る方も多く、私の診察の後には、はるばる九州からきた女性の手術を行うという話でした。

 メカニカルアブレを受けたあと、皮膚が元通りの状態になるのには6ヶ月の期間が必要であるということでした。手術の直後一週間は、皮膚を完全にガーゼで覆い、この間に2〜3回、ガーゼの交換・アミノ酸スプレーの頒布のため、来院しなくてはならないとのこと。アミノ酸は術後の傷の回復を早めるために塗るとのことでした。傷が深い場合は、一回目の治療を受けた6ヶ月後に、再度アブレを行うとのことでした。また、アブレの治療の際には、局所麻酔・全身麻酔のどちらでも好きな方を選べるということでした。

3.血液検査(二回目の来院)

 一回目の来院から約一週間後、手術前の血液検査をうけるため、二回目の来院をしました。このとき疑問点などを、再度、担当医、ナースに相談したところ、納得の行く説明を受けることが出来ました。私はこのときに治療費用を支払いました。

4.手術(三回目の来院)

 さらに一週間後に三回目の来院をしました。この日は手術です。

 まず、病院が用意してくれた手術用の服に着替えました。そのあと、血圧・体温測定、術前の写真撮影を行いました。その後手術開始。

 最初にアイスで頬を十分冷やし、局所麻酔をしました。痛みはほとんどありませんでした(普通の麻酔を打つ注射と大差なし)。麻酔が効いてきたら、担当医が手術を始めました。意識があったため、手術中は機械の音がしましたが、これは歯医者の歯を削る音を小さくした感じでした。歯の治療とは異なり、皮膚を削る際の振動はほぼ無く、削られているときは頬をなでられているような感じでした。痛みは全くありませんでした。深いニキビ痕をくり抜く際にも、痛みは全くありませんでした。削り終わった後は回復を早めるためレーザー照射+アミノ酸頒布。そして、削ってもらった部分をガーゼで覆ってもらい手術終了。ここまでで大体1時間くらいでした。

 その後、飲み薬、アミノ酸のサプリ、日焼け止め、塗り薬等の説明を受け、これらを頂きました。このとき、顔を隠すためのマスクも頂きました。これらの代金は最初に払った代金に含まれるので無料でした。

 手術後は車の運転や入浴は禁止(シャワーはOK)されていましたが、外出などは普通にしてよいとのことで、私は友人と食事に行きました。顔に大きなガーゼをしていたので、少々目立ちましたが私は特に気になりませんでした。困ったことといえば、麻酔が効いていたので口が大きく開かず、また、唇も上手く動かせなかったので食事が上手く食べれなかったこと、あと話をしにくかったことぐらいでしょうか。水を口に入れると唇を上手くとじれないので、水がこぼれたりして結構大変でした。手術前に御飯を食べておき、手術後には麻酔がきれるまで何も食べないのがいいかもしれません。

 6時間くらいすると麻酔がきれましたが、痛みは特にありませんでした。

 ガーゼは血で真っ赤になっていたが夜には出血がとまりました。

5、ガーゼの交換(四回目の来院)

 手術の翌日は、病院に行き消毒+ガーゼの交換をやってもらい、その後に点滴をうちました。もう一度明日来院し、その時に縫合を行った部分の抜糸を行うということでした。

6、抜糸(五回目の来院)

 手術2日後に抜糸をしました。その後消毒をして、ガーゼをつけてもらいました。もう、暫くは病院にはこなくてよいらしく、1週間ほど毎日自分で消毒するよう指示が出ました。

 消毒方法は、

1).病院でもらったクレンザーで患部を良く拭く

2).綿棒で、病院でもらった軟膏を塗る。このときに、軟膏が患部全体を2ミリくらいの厚さで覆うように多めに塗る。

3).ガーゼをするときは、そのうえからガーゼをし、テープで固定する。

といった感じです。また、毎食後には、アミノ酸のサプリ、抗生物質等を飲むように指示されていました。

なお、手術を受けた部分は、家にいるときはガーゼをはずしておき、外出時には紫外線を避けるため、ガーゼをつけたほうが良いとのことでした。

 この段階で、もう、化粧OK、風呂OKという話だったのですが、実際家に帰って削ってもらった部分を見ると、大きさは大体半径3センチくらいの円形で、表皮がほとんど無く真皮が剥き出しみたいな状態(綺麗なピンク色)、そうのうえ部分的に出血があり、怖くてとても洗える状態ではなかったので、洗顔はしばらく控えることにし、そのかわりに、削った部分以外を濡れタオルで拭くことにしました。

 家にいてガーゼをはずしていると、削った部分が空気にしみて微妙に痛いです。削った部分は綺麗に平らになっており、このまま皮膚が元に戻れば、綺麗な肌になるだろうなと思いました。(続く)

 

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